忍者ブログ

血糖値

血糖値が基準値より高いとどうなるのか?また、糖尿病との関係について

 

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ペットボトル症候群とは?

ペットボトル症候群という言葉は、一度は耳にされたことがあると思います。

ですが、具体的にはどういった症状で、どのような弊害があるのかは、
御存じでない方も多いと思います。

今回は、そんなペットボトル症候群と血糖値の関係について、
クローズアップしてみます。


ペットボトル症候群というのは、実は通称であり、きちんとした名称があります。
「ソフトドリンクケトーシス」というのが、本来の病気の名称です。


清涼飲料水や、スポーツドリンクにはたくさんのの糖分が
含まれているのは、みなさん御存じですよね?

特に、スポーツ飲料は、消費したエネルギーを補充する為に、
吸収しやすいブドウ糖の形で、たくさんの糖質を含んでいます。

さらには、生理食塩水に近い浸透圧で作られていることもあって、
すぐに体内に吸収されます。


清涼飲料水についても、とても多くの糖分が含まれています。
このことにより、いくら飲んでも、のどの渇きが収まらないという
症状が起きやすいです。


上記の事を知らず、スポーツドリンクや清涼飲料水を大量に飲んで、
急性糖尿病で病院に運ばれるケースも存在します。

こういった、清涼飲料水やスポーツドリンクの飲みすぎが原因となって、
高血糖の状態を引き起こすものを、「ペットボトル症候群」と呼びます。



じつは、一気に飲んで発症する急性糖尿病だけが、
ペットボトル症候群に分類されるわけではないのです。

水の代わりに、常に清涼飲料水やスポーツドリンクを飲むような習慣を持ち、
高血糖の状態に陥っている人も、同様に「ペットボトル症候群」に分類されます。



子供の場合は、甘いものを特に好む傾向がありますので、要注意です!

清涼飲料水は身体に悪いと知っていても、なぜかスポーツドリンクは
身体に良いと勘違いしている方も多いようです。


このことから、水代わりにスポーツドリンクを飲んで、
糖尿病に陥ってしまう子供も増加傾向にあります。


一般的に、スポーツドリンクは激しい運動時の水分補給やエネルギー補給を
目的とした飲み物です。

運動せずに過ごしている状態では、糖分の過剰摂取になります。


ちょっとした認識の甘さが重大な事態を引き起こしかねません。
スポーツドリンクの役割と、正しい飲み方を理解した上で摂取しましょう。

PR

血糖値とお酒・タバコの関係は?

お酒は血糖値を上げるので、飲みすぎは良くないということは、
おそらくほとんどの方が知っていると思います。

お酒には、糖分が多く含まれているのは周知の事実です。
血糖値を上げる作用があります。

もしかしたら、すでにドクターストップがかかった人も
いるかも知れませんね。


お酒はもちろんのことですが、実は高血糖の人には、タバコも危険なのです。
これは、意外とご存じない方も多いのではないでしょうか?

喫煙というと真っ先に思い浮かぶのが、肺がんのリスクですね。


タバコには、血糖値に関係する働きはありません。
ですが、タバコには血管を収縮させる働きがあります。

この作用が、体に悪影響を及ぼすのです。


よく、妊婦はタバコを吸うのは良くないと言われます。

これはもちろん、胎児に悪影響を及ぼすという事もありますが、
具体的に、以下のような理由があります。

タバコを吸うことで血管が収縮してしまい、胎児に送られる酸素が減少してしまいます。
これが最大の理由です。



高血糖の人は、血管が硬くなりやすい傾向があります。

なので、タバコを吸うと、元々硬くなっている血管が、
更に収縮してしまうのです。

これによって、血栓ができたり、血管が詰まってしまったりする
危険が増加してしまいます。


これは、心筋梗塞や脳梗塞にもつながるので、非常に危険です。

この2つのような、命に関わる病気ではないにしろ、他にも問題が発生しやすくなります。

血管の細い手足などの抹消部では、血栓ができたり、血管が詰まりやすいので、
その先の部分が壊疽してしまいます。

そうなると、最悪の場合は、手足を切断せざるを得なくなります。



喫煙は、血糖値を上げたりする働きはありませんが、
上記のように、高血糖の合併症を起こすリスクがあります。

現状よりも、症状を悪化させる危険性が非常に高くなるのです。


高血糖の喫煙者が、タバコをやめるように医師から忠告されるのは、
こういった理由があるからです。

お酒とタバコは、高血糖の人には、多くのリスクを与えてしまいます。

できればスッパリと断つか、自分の体や医師と相談しながら、
上手に付き合いましょう。

手遅れになる前に、できるだけの対策は打っておくべきです。